シモキタ園藝部は、下北沢のまちを中心に、緑が好きな人々によって生まれた地域コミュニティです。
植物と人の営みが循環し、心地よく共生するまちづくりを目指しています。
都会の中でも、自然やみどりを感じられるように。
心に種まきをするように、人々と植物とのふれあいの機会を作ります。
さまざまな草花や樹木、虫たちと共生する野生の庭をコンセプトに設計し、線路だった空き地に種をまくところから始めました。近寄りがたい綺麗な庭園ではなく、五感で味わい、子どもたちが虫や植物とのびのびと触れ合える「都会の原っぱ」を目指しています。育った植物はブーケやハーブティとして販売しています。
心をこめてお世話することで、植物はさらに生き生きと応えてくれます。
みどりと人とが共生し、呼応し合うような美しい地域を目指して。
東北沢~下北沢~世田谷代田の小田急線が地下に入り、地上はみどり豊かな「下北線路街」になりました。
シモキタ園藝部は世田谷区と小田急電鉄の委託を受けて、下記のエリアの植栽管理を行っています。
植物の成長や、それぞれの場所の使われ方を観察しながら手入れをしています。雑草だからと闇雲に刈らず、種類ごとの個性を知り、選びながら除草します。人の動線とぶつかってしまう枝や、木の成長にとって望ましくない枝を注意深く剪定します。
のはら広場と区有通路、南西口エリア、線路街空き地は一年を通じて水やりを担当。代田エリアとBONUSTRACKの駐車場も夏場は担当しています。それ以外でも植物が乾いているなと感じたら、駆けつけずにはいられない園藝部です。
シモキタ園藝部に入部すればどなたでも、みどりのお手入れや水やりに参加することができます。都合の合う時、都合の合う時間帯だけでOKです。やり方は一つ一つお教えしますし、本格的に学ぶ機会もさまざまにご提供しています。
育った植物たちが与えてくれる、
美しい四季の恵み。
自然の営みに感謝しながら、みんなで学びあい、分け合いましょう。
刈り取った草や落ち葉、剪定枝などを分解し、土へと戻していく。
土の中の生態系が織りなす不思議を学び、循環を実践するロールモデルとして。
園藝部の宝物ー雑草・刈り草と街に潜む宝物ーコーヒーパルプ、そば殻、フルーツパルプを混ぜて、堆肥を作って土に還してます。 堆肥を作る過程での切り返し(堆肥の中に空気を入れる事)を楽にする方法を探しや、街に潜む宝物探しを楽しんでいます。
食を通じて季節の恵みを伝えるスクール・ワークショップなど
植物と共生し、自然や四季を生かした暮らしの知恵を広めています。
実際に植物とふれあいながら、みどりと暮らしを循環させていく術を学びます。プロの指導のもと、本格的な知識と技術を身につけられます。1年間の講座修了後には園藝部認定の「エコガーデナー」として、現場で活躍できる人材を目指します。